名城ナノカーボンについての記事が日本経済新聞に掲載されました

17 年 5 月 27 日に開催された北光会名古屋総会で,株式会社名城ナノカーボン代表取締役 橋本剛氏による「単層カーボンナノチューブ」と題した記念講演がありました。

この講演に関連した記事が 8 月 30 日付の「日本経済新聞」に掲載されましたのでご案内致します。総会講演時にも大変注目された新技術です。
ご興味のある方は日経電子版から「名城ナノカーボン」で検索してご覧下さい。
https://www.nikkei.com/

代表の橋本氏は記念講演後の懇親会で,「自社の製造する「単層カーボンナノチューブ (SWCNT)」は DNA 鎖とほぼ同じ幅で鉄の 100 倍以上の強度を持っており、比重は鉄の 6 分の 1 と非常に軽量。また、結晶性が高く、アスペクト比(結晶の幅と長さの比)が大きい ことから、電気導電性と熱伝導性に優れている。このため、リチウムイオン二次電池の正極・負極の添加材として有効で電池容量や充放電寿命の改善が期待される。また,アスペクト比が大きいことから均等に塗布、撚糸する事が容易で,航空・宇宙産業分野で用いられる同軸ケーブル等では大幅な軽量化が図れる。因みに近年の航空機は Fly by Wire の採用 が進み、米ボーイング社の 787 クラスでは 20 トン程度の同軸ケーブルを搭載しており, 単純計算でも単位重量比で 40%程度減少させる事が可能だ。現有のテストプラントをベースに工業的な需要および価格に応えられる量産設備を数年以内に立ち上げる計画である。」と抱負を語った。

詳細は,名城ナノカーボンのホームページをご覧下さい。
http://www.meijo-nano.com/

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