九州支部・東海北陸支部合同技術交流会

伊佐市在住の西寛昭氏(MS56)から東海・北陸支部、九州支部、四国支部合同の技術交流会が提案され(同氏は転勤に伴い四国・東京・東海北陸そして九州支部を経験)、2月15~17日の2泊3日の合同技術交流会が実現した。

参加者は11名(東海北陸:近藤支部長以下7名、九州:瀬戸支部長以下4名、四国:森支部長出席予定が都合で急遽欠席)で、西氏が支配人を務める大口グリーンホテルを拠点に,大口酒造(芋焼酎製造)の見学,三井串木野鉱山青化製錬所の視察,及び,地元のアマチュア考古学研究家瀬戸山氏の発掘講演等,充実した内容であった。

~ 日程 ~

【1日目】

鹿児島空港 → 日の出温泉→ラーメン峠(昼食) → 嘉例川駅(肥薩線) → 霧島神宮 → ホテル集合→ 大口酒造見学 → ホテルにて講演,及び,懇親会

【2日目】

三井串木野鉱山見学 → 海鮮まぐろ家(昼食) → 知覧特攻平和祈念館,及び,武家屋敷 →

まごし温泉

【3日目】

曾木の滝見学 → 鹿児島空港 → 中部国際空港

~ 見学内容 ~

1.大口酒造第二蒸留所

1970年に地元の酒造会社11社が共同で設立し、芋焼酎の統一ブランド「伊佐錦」で全国に知られる。2004年に完成した第二蒸留所は環境に配慮した近代的設備で、地元原料と地下150mの霧島伏流水を使用し白及び黒麹と熟成方法で色々な芋焼酎を製造している。それらは敷地内の「伊佐伝承館 永禄」で試飲でき、芋焼酎の香り味わいの奥深に驚かされる。なおモロミの絞り粕は、近隣の養豚場へ餌として出荷され、資源の有効利用と共に豚の肥育にも効果があるとのこと。

2.三井串木野鉱山

串木野鉱山は300年以上の歴史を持ち、これまでの総産出金量は約56tと国内第4位を誇るが、現在は鉱脈の枯渇で採掘は終了し菱刈鉱山の鉱石(含金量20g/t)を3万t/年青化製錬処理している。採掘事業は。知覧町の赤石鉱山で含金珪鉱を30万t/年露天掘りで採掘し、国内の銅製錬用溶剤として粉砕出荷している。

我々は事務所で漆原管理部長の全般にわたる説明を聴いた後、国内唯一の青化製錬工場を見学した。建物は山の斜面を利用した選鉱場としてお馴染みの構造で、木造で組上げられた建屋は産業遺産としても価値の高い文化財である。入念な処理工程の説明を受け事務所に戻ると、会議室には赤石鉱山産の素晴らしい自然金標本が置かれており、かつての黄金の国ジャパンの面影を見る思いであった。

3.お楽しみ

今回の旅行で味わった鹿児島の美味を幾つか紹介しよう。

(1)鹿児島ラーメン

空港近くの昼過ぎには売り切れ閉店と云う有名店で、鹿児島黒豚のチャーシューが名物!その厚味と大きさにビックリだが、旨さ絶品で麺もスープもかなりのものである。

(2)鹿児島地鶏のタタキ

ホテルの料理長自慢の逸品で、地鶏ならではの歯応えと味わい・・・芋焼酎がいくらでも呑める。

(3)串木野漁港のマグロ料理

鉱山に近い串木野漁協直営のマグロ料理店で、各種マグロの刺身盛合せ!マグロの旨さを堪能できる。

4.終わりに

今回の企画は他支部との合同行事と云う余り前例のない企画であったが、参加者及び関係各位の協力とご尽力で楽しい旅行となった。特に業務多忙の折に丁寧なご対応を賜った三井串木野鉱山の漆原取締役始め各位に対し改めて深謝申し上げる。また末筆ながら、鉱山側に見学許可の労をとって頂いた同社元社長五味篤様(GS52)には、心より厚く御礼を申し上げる次第です。

5.photography

【寄稿】坂本憲仁(BS45)

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